ひとりごとですけども

ひとりごとをひとり呟く場所

こころ

プレイリストのはなしよたび

みたびの次は、よたび、というらしい。久々プレイリストについての話をしようと思ったら、タイトルでふと考え込んでしまった。 生まれてこの方日本語と生きてきても、いざ調べてみると知らないことばかりで面白い。ぼくは人の書いた文章を読むときでも、ひと…

あなたのためだけ、カーテンコール

友人と舞台を見に行くのが楽しい。 舞台を見るのがそもそも好きだし、一人で行動するのも好きだ。しかし友人と舞台を見るのがいちばん楽しい。 舞台が終わったあと胸に抱く、ふわっとした言葉にならない感想が、友人と会話する中で言語として輪郭を表してい…

すくすく

ぼくの家には、ちいさなパキラがいる。 前に、初めて家にカランコエを迎えたときはうまく元気に保ってあげることができなかった。だからパキラは、会ったことはないながらにカランコエから数えて二代目ということになる。 このパキラはなんだか不思議で、ぼ…

インプット、そしてアウトプット、アウトプット、そしてインプット

先月はブログを全然更新していなかった。自分が好きでやっていることに言い訳するのもなんだが、旅行にパソコンをもっていかなかったこともある。 まあ誰に悪いわけでもないし、もっと率直にいうなら気が乗らなかったのだ。たぶん、先月はインプットで忙しか…

best

人生にはタイミングがある。 先日、親に黙って海外に飛んだ日に、祖父が倒れた。人生を投げ出すのもまたいい選択ではないか、と感じてすぐにずっと会いたかった人と偶然会えた。前にも書いたが、本当に神様はよくぼくを見てくれている。 ずっと見たいと思っ…

素人は黙っとれ

恥を忍ぶ、という言い回しが日本語にはある。 ぼくはとっても日本人なのでよく、なにかを始めるとき、なにかをしなくては、と思い浮かべたときに恥をかく未来を想像しては足踏みをしてしまう。 民族としてセロトニントランスポーターが少ない、と脳科学者の…

お天道様が見てる

ぼくは特定の宗教を信仰しているわけではない。ぼくの祖母は熱心な仏教徒だったし、ぼくの出身中学はプロテスタント、ぼくの従弟はカトリック教徒だ。神社にいっても、教会にいっても、同じようなものを感じて同じようにお祈りしている。テストの前とか、逼…

ぼくは、選ばれる誰かではない。 もう誰かに才能を見出され世に知られるには成長しすぎたからだと、誰かに必要とされるには未熟なこころの集まったもの、ぼく。 中学、高校は楽しい時間を過ごした。だから、よく聞く才能ゆえ社会から拒絶されるほど、突出し…

疎外感と依存

天才と凡人(少なくとも本人はそう自称している)のコンビが好きだ。 天才には、絶対的な指数で能力があることが証明されているのに、ただ一人凡人から評価されたくて必要とされたくて空回りしているところをいつまでも見ていたい。 天才はその才能ゆえにいま…

「呼ばれる」

ぬいぐるみって不思議だ。 ぼくはときおり、ぬいぐるみに呼ばれる。お店のなかでそこだけしか見えなくて、抗えない吸引力を感じ、そのまま気づくと手をすっと伸ばしている。 声が聞こえるみたいにぼくが選ばれて彼、もしくは彼女をお迎えするんだ、と感じる…

友達と遊んで、別れてひとりになるとしぬほど寂しくなるときがある。ぼくがまだ、なにか欠けている存在だからではないかと思うと、ただただ、むなしい。 友達といると、ぼくはなにもないと実感する。魅力的な部分もなく、楽しい話題も、やりたい目標の話もな…

ジャンプの連載の話ほど年代が特定されるものってない

中学生くらいのときに好きになったものって、一生身体の中に残っているような気がする。 中学生のぼくは、ジャンプでREBORNとかBLEACHとか銀魂とか、今なお新しいコンテンツを発信し続けている連載を読んでいた。 銀魂の連載もいよいよ終わると聞いて、中学…

half of my heart is in

お題「行きたい場所」 ときどきふっと、意識が遠くの地に飛んでいくことがある。 旅行だったり住んだことのある地でぼくの記憶のなかにある風景。不思議なことに、そういうとき思い出すのは著名な観光地とか名前のついている場所ではなくて、街角のKIOSK前の…

しょうがない的な

前にもすこし言及した気がするけれど、ぼくは大学受験で自分が本当にバカで期待に応えられない子だと周囲にばれると思って心底恐怖してぐるぐるその事で悩んでいた。 当時最も自分にとってよい解決策は、大学受験の結果発表直後までできるだけ遊んで思い残す…

先日、手で書いていない文章は賢い振りをしがちだと聞いた。それを聞いて少し怖くなってブログから遠ざかって過ごしていた(笑) 確かに、というか手紙を書くときはこう、俳句を作るときはこう、そしてパソコンで文章をかくときはこう。という無意識化に意識…

ここまで思い出せてるんだけどなあ

ふとした瞬間、突然あたまの中で音楽のワンフレーズが流れることがある。 ぱっと浮かんだそのメロディーは絶対に知っている曲なんだけどなかなか曲名はでてこないくらいの距離感で、なんとか曲名を思い出そうともんどりうつことになる。 こういう時に思い出…

ぼくと性別

ぼくのなかには、男の自分と女の自分がいると思う。とはいうものの、男も女もなく全部ぼくなんだけれども。 「オレアナ」という舞台をご存知だろうか。この舞台は、見る人の視点によって全く異なる物語になると思う。 ぼくはこの舞台を見たとき、ずっと田中…

ぐるぐる

自分がなにを大切にしているかを見極めるって難しい。 このブログでも結局似たようなことをいつもぐるぐるを考えて書いている気がする。 どういうことがいやか、実際にいやなことをされると嫌だと感じるのに想定だけだとなかなかどうしてうまく見極められな…

何度だって読んでほしい

先日、5歳の男の子に絵本を贈る機会があった。 ぼくの幼少期において絵本は大変おおきな役割を担ってきた。全部覚えてしまうほど読んでもらってなお、また読み聞かせてもらっていた。 その当時読んでいた絵本の影響は目に見える形であれ目に見えない形であれ…

ねえねえ聞いてって思わない

大学の卒業論文のテーマがベラスケスを中心とするスペイン王宮史とスペイン経済史だった。 ぼくは本当にベラスケスが好きだし、スペインという国への愛着があってしょっちゅう本を読んでいたし年に一回は現地を訪れていたのでとても順調に進むように思われた…

だれとどこにいつどうやっていくらかけてなにしにいくか

旅行の計画をたてるときぼくはいつも家族がほしいなと思う。 予算とかいきたい場所について忌憚のない意見を交わし、それぞれの融合するなかにベストを探す。旅行に一緒に行くためにはどんな意見も受け止めあえる信頼関係が絶対必要条件である。 大学以降に…

捕縛される性

ぼくは明文化できないルールが苦手だ。 先日友人と話していて日本にはたくさんの不文律があって、「察する」能力が低めのぼくにはなかなか生きづらいものがある。 だが面白いもので、ぼくが趣味で書き始めたはずのブログなのにいつの間にかぼくはルールを課…

誘う心配

映画というものは難しい。タイミングがあるからだ。 一緒に誰と見に行けるのか、いつその映画に出会うのか、どこでその映画を見るのか。そういうタイミングって自分ではどうしようもないから難しい。 誰かと一緒に見るべきではない映画もあるし、誰かとみて…

変形する会話

先日twitterで女子校出身の友達が面白い話をできなくなったというツイートを見た。 もちろん、ぼくにも中学時代からの友達というものがいるし、会話の内容は変化していると実感するときがある。 たまにとても長い時間をともにできる機会があると、当時みたい…

でも救いはないね。

すばるくんの最後のテレビが終わった。一晩たってもぼくはまだ関ジャニ∞のすばるくんではないすばるくんを想像できない。まだこのきもちがなにか言葉にすらできないでいる。 先日関ジャニ∞のすばるくんについてのブログを書いたとき、多くの人がぼくの文章を…

責任と決断と人間性

責任をもって人生を生きるって難しい。 ぼくにいたってはそもそも今までの人生でほとんど自分だけの意思による決断はなかったと思う。 大学進学をきめる、というか受験校を選ぶときもぼくはまわりの動向に従って動いていた。みんながそういうところにいくな…

ぎゅっとつつまれたゆめのきらきら

ラッピングが好きだ。 カバン、靴、缶、瓶、包装紙。そういうものが大好きだ。 自分が持つのも好きだし人が持っているものを見るのも大好きだ。 開けるまでのワクワク、なにかすばらしいものが中にあるのではないかという期待のうむ輝き。包むものにはそうい…

一面だけの応援

先日、TOKIOの山口くんが退社した。今でも信じられないし、何が起きたんだろうと思う。被害者の女の子がいる事実を考えると悲しくなるし、未だテレビにでている他のメンバーを見れないでいる。 ぼくは、この事件を受けて自分の好きなアイドルは本当に彼らの…

相対的

ぼくはいま、価値観の揺らぎにいる。 今までの人生、ぼくはずっと周りの友人との比較から自分のことを知ってきた。だからこそ周囲の人間が変化すると自身のことがよくわからなくなってしまうのだ。 ぼくは今まで本当にずっと英語が苦手だと思っていきてきた…

ものさし

ぼくには異性を見る目がない。見る目がないというか、ものさしがないのだ。 同性相手だと服装や持ち物、言い回しとか言動からだいたいの相性がわかる。 それは今までの交友関係から培った物差しが仕事しているからだろう。 でも異性相手となると一気になんの…