ひとりごとですけども

ひとりごとをひとり呟く場所

文字

ぼくは、選ばれる誰かではない。 もう誰かに才能を見出され世に知られるには成長しすぎたからだと、誰かに必要とされるには未熟なこころの集まったもの、ぼく。 中学、高校は楽しい時間を過ごした。だから、よく聞く才能ゆえ社会から拒絶されるほど、突出し…

旅行記っておもしろい。 年齢や環境、性格が自分と異なる人の描いている文章というだけで面白いのに、見知らぬ土地で知らないことをしているのが本当に面白い。 ぼくはいつでもどこかに行きたいのだ。今すぐにでも。旅行記は少しだけその気持ちを満たしてく…

先日、手で書いていない文章は賢い振りをしがちだと聞いた。それを聞いて少し怖くなってブログから遠ざかって過ごしていた(笑) 確かに、というか手紙を書くときはこう、俳句を作るときはこう、そしてパソコンで文章をかくときはこう。という無意識化に意識…

何度だって読んでほしい

先日、5歳の男の子に絵本を贈る機会があった。 ぼくの幼少期において絵本は大変おおきな役割を担ってきた。全部覚えてしまうほど読んでもらってなお、また読み聞かせてもらっていた。 その当時読んでいた絵本の影響は目に見える形であれ目に見えない形であれ…

ねえねえ聞いてって思わない

大学の卒業論文のテーマがベラスケスを中心とするスペイン王宮史とスペイン経済史だった。 ぼくは本当にベラスケスが好きだし、スペインという国への愛着があってしょっちゅう本を読んでいたし年に一回は現地を訪れていたのでとても順調に進むように思われた…

捕縛される性

ぼくは明文化できないルールが苦手だ。 先日友人と話していて日本にはたくさんの不文律があって、「察する」能力が低めのぼくにはなかなか生きづらいものがある。 だが面白いもので、ぼくが趣味で書き始めたはずのブログなのにいつの間にかぼくはルールを課…

誰のためのことば

最近このブログを始めたことで感じるようになったのだが、ぼくの文章は尻切れトンボぎみだ。 ぼくは友人と対話することが大好きで、いつも彼らに対して語り掛けることで自分の考えを前進させてきた。 だからこそ、話し方が投げ掛けるだけ投げ掛けておしまい…

インクのオルゴール

ぼくは本屋さんが好きだ。 本のことを考えた誰かがつくった棚を見るのも楽しいし、いつもは手に取らない本に出合う偶然が大好きだ。 相性のいい本屋さんは何時間だっていられる。小学校のころ、誕生日に大きい本屋さんに連れて行ってもらってとてもうれしか…

逆説

価値観の違いは逆説に出ると思う。 日本語において逆説は、前の文章と内容の相反することを述べるときに使われる。 だからこそ、その人のなかでなにが両極にあるのかがよく伝わる。 たまに、出会ったことのない人の文章を読んでいると「なんでここで逆説なん…

パソコン入力

ぼくはパソコンで文章を書くのが好きだ。 長い文章はもちろん、ごく少ない文字数の友達へ送るメッセージ程度でもパソコン打ち込みたい。 ぼくは幼少期からパソコンに親しんできたので、パソコンのキーボード音はもっとも身近な音楽だ。音でリズムがとりやす…

日本語字幕

日本語字幕が好きだ。テレビでも映画でも、日本語音声だろうと英語音声だろうと字幕をつけて見るのが好きだ。 バラエティーでもニュースでもドキュメンタリーでも日本語字幕をつけたい。たまに字幕のない番組を見ると不安になる。 小さい頃から本の好きな子…