ひとりごとですけども

ひとりごとをひとり呟く場所

茶葉に埋もれて冬眠したい

紅茶が好きだ。コーヒーも飲めないし、お酒も飲めないぼくにとって紅茶は呑み道楽を名乗らせてくれる唯一の相棒だ。

海外旅行に行くと、スーパーに行ったり地元で愛される紅茶屋さんを見つけるのがなにより楽しい。昨年もまた薬物密輸よりも多くの葉っぱを片手に帰国したのだが、もう枯渇してしまった。

昨年の紅茶はあたりで、人のいいおばさんたちが進めてくれたオリジナルブレンドが大変おいしかった。この紅茶は、日本人には音楽隊の町として有名なドイツのブレーメン仕入れたものだ。

現地に赴くと観光地化されていない様相に少し驚いた。その中にあって珍しく地元の人も認める観光スポットにシュノア地区(Schnoor)という場所がある。正味一か月ほどの滞在の間に何度も足を運んだのがここにある紅茶屋さんだった。

茶葉で紅茶を買ったものの旅行中にポットを買うわけにもいかないという話をしたら、マグカップ一杯分を茶葉で紅茶がいれられるようなアイテムを探しだしてくれた。今でも家で一杯だけの紅茶をいれるときにあの紅茶屋さんを思い出す。海外旅行に行きたいなあ