ファミリーヒストリー
NHKのファミリーヒストリーが好きだ。
ぼくは祖父や祖母から、ルーツの話を聞くのが大好きだ。いつもファミリーヒストリーでもっと詳しく紐解いてみたいなと思う。
NHKの信頼は、さまざまな場所で貴重な資料を見せてもらういい紋所だな、と思うのだ。
祖父や祖母が存命のうちしか聞けないと思うと、他の資料を補うことでもっと細かい深いはなしを聞きたいなと思う。
一度もあったことのない祖先の話は、ぼくにとってはまだ読んだことのない物語と一緒だ。
どういう時代に生きたとか、どういった土地に住んでいたかといったことがいまぼくにつながっているというのが面白い。
家族の物語を聞くのが好きだし、無意識の選択が思いがけず祖先と縁深いものだったりする。ぼくは家族を愛しているとおもう。
ぼくにとって家族の存在は、重荷でもあるからだ。すべてを投げ出して責任を放棄して、なにもかもやめたいとき。家族の反応や苦労を想うと、がんじがらめになる。
それでも昔の話を聞いていると、ぼくなんていうのはとても小さな存在で、大きな潮流の一部でしかないと感じる。そういうとき、ぼくは家族を愛しているんだなと感じるのだ。
ぼくは自分のファミリーヒストリーを見たいなと思う。