ひとりごとですけども

ひとりごとをひとり呟く場所

ときどき、このブログが自分の首を絞めるのではないかという考えがふと首をもたげる。

インターネットに投稿したものは、電子の海に永遠にさまよい続けるわけである。ぼくの書いた文章はぼくの手を離れ、ふわふわと漂う。ぼくは電子の海の存在を忘れ、日々の生活に忙殺される。

そしてある日突如、過去の自分の文章について糾弾される。そういう未来が起こりうると考えると思うとゾッとする。

高校生の頃自分の思うことを書き留めていたノートを見返すとまるで別人のように感じるほど考えが変わっていることがある。ぼくの考えは周囲に影響されて絶えず変化するのだから、当然だけれども。それでもぼくの言葉は、ぼくの言葉としてぼくが責任をもつものとされる。

ぼくにとっては、ノートにつらつら文字を書き連ねるあの言葉もブログにカタコトと打ち込むこの言葉も、同じように責任をとるものではないのだけれどなあ。