ひとりごとですけども

ひとりごとをひとり呟く場所

best

人生にはタイミングがある。

先日、親に黙って海外に飛んだ日に、祖父が倒れた。人生を投げ出すのもまたいい選択ではないか、と感じてすぐにずっと会いたかった人と偶然会えた。前にも書いたが、本当に神様はよくぼくを見てくれている。

ずっと見たいと思っていた映画でも、録画をずっと見れなかったりするし、まったく意識していなかった本を突然読破してしまったりする。

ぼくは学生時代、プロテスタント、それもカルヴァン派の考え方を多く吸収してきた。だから、予定説にはとても親しみを感じる。当時はその概念を曖昧に、感覚的に学び完全な理解には至っていなかったと思う。

社会とかかわるようになり、人に説明するなかで徐々にぼくはこの概念を愛し、こころのなかに抱くようになった。人生には、good、badの他に、bestがあるのだ。

人生で起こることはなにもかも、bestのタイミングで訪れているはずなのである。今日のぼくには懐かしい再会があった。明日のぼくには新しい舞台との出会いがある。bestな出会いに、ぼくはどんな風に変化し、生きていくのだろうか。

カルヴァンが理想とする布教が、ぼくにできているとは思わない。それでもぼくはときどき、カルヴァンに感謝したり、会って話してみたいなと思ったりするのだ。